平成17年2月県議会 健康福祉委員会 自民党 筒井 タカヤ議員

 

(筒井議員)

  次に、オストメイト対応トイレの分りやすい表示について、質問したいと思います。

人工肛門や人口膀胱の排泄口であるストーマを付けられた方、すなわちオストメイトのために排泄物をためる袋であるパウチなどを洗浄する設備を設けたオストメイト対応トイレの設置に関しては、私は以前から申し上げているところでありまして、徐々にその設置数が増えてきた、というよりも愛知県においては驚異的な伸びで設置をされてきていることを嬉しく思っております。

しかしながら、オストメイト用の洗浄設備が設置されている障害者トイレにおいて、オストメイト対応トイレであることの表示が分りにくいと、一見健常者と見分けのつきにくいオストメイトの方が、その障害者トイレを利用しにくいことがあると聞いております。オストメイト用の洗浄設備は、障害者トイレに併設されていることが多いため、オストメイト対応トイレのマークを分りやすく表示してもらうことが必要であると思います。

このため、オストメイト対応トイレの分りやすい表示に関し、何か対応策をもっておられるのかお伺いをいたします。

 

 (障害福祉課長)

  オストメイト対応トイレの表示関係につきまして、先ほどお答えさせていただきましたように、3月1日付けの市町村への依頼文書でお願いをしております。

  今回、これも先ほど申しましたが、県の「人にやさしい街づくりの推進に関する条例」が改正され、施設を円滑に利用するための情報の提供などを改正の内容に盛り込んでいます。これは7月1日施行を予定されていますが、施設設置者というよりも、建築に関わる設計者だとか業者の方に御理解、認識をもっていただくことが一番肝要かと考えますので、条例改正の施行にあたっての関係者の講習会だとかリーフレットの作成にあたっては、オストメイトに限らず障害者のための設備であることを示すマークの表示については、大きさや位置について出来る限り分かり易いものになるように業者の方に対して説明等をしていただくよう建設部の方に働きかけてまいりたいと考えております。

 

 

(筒井議員)

  オストメイト対応の表示マークについては、なかなか皆さんご存じ無い方が多い。これは、人間の頭があって、左のところにバッテンみたいなものがある、こういうマークであります。これを理解させるような、宣伝、PRをしないと私はいけないと思います。それにはこのマークを徹底させる、知らせるということが必要であります。

  「オストメイト用の設備があります。」とか「身体障害者の方が利用できます。」という文書が芸術文化センターにも付いています。ところが、先ほど議論しているとおり、ずいぶん下の方にありますから、人が一生懸命トイレに並んでいる所に、一見健常の方のようなオストメイトの方が入って、また出てくる時、「なあんだ、これは身体障害者、車いすの方が利用するトイレだ。ずうずうしい。」とか言うような顔をして周りが見るわけであります。

  だから、そういう意味において、「身体障害者だけのトイレではない。多機能型のトイレというのはこういう方も利用する。」というようなことをもっともっと分かり易い目線で是非やってもらいたい。誰もいない時は良く表示が見えるからいいが、人が並んでしまうと表示が見えなくて、そういった視線を感じてしまうことがあります。

  また、色についても事前にお話をしましたが、どこのトイレにおいてもだいたいグレーで白い紙が貼ってあって、人のマークとバッテンがあるだけでよく見えなくて意味がわからない。この色も変えてみてはどうかとお話をしましたが、これがひとつの規定になっているということでありましたから、それでは良く見える位置に設置をお願いしたいと言うのが私の今回の趣旨であります。

 

 【オストメイト対応トイレマーク表示例】

 

  *内閣府HP「平成16年版 障害者白書」より