令和7年6月議会 教育・スポーツ委員会 筒井タカヤ委員
同窓会の活動について
(議員質問)
私は、過去に、私立・東邦高校の同窓会の副会長として、卒業生の集い「校友会」の一員として、母校の現状を伝えると共に、同窓生の活動状況の広報や学校や現役の学生に対する支援・協力に取り組んできました。
正に、卒業生こそが母校を、愛し、支える集い、活動を続けています。
おおむね、私立高校ではこうした卒業生が、底辺を支え、母校の発展に寄付しています。
更に、母校の日本大学では、私は、愛知県内の卒業生7,000人の代表の校友会代表として、現在も活動しています。
2カ月に1回(平均)の大学本部の校友会副会長としても東京に出向いて会議にも参加しています。
そこで伺います。愛知県の公立学校における卒業生の同窓会(校友会)の活動状況をどのように情報を収集し、活動しているのか、どこの部署で分析されているのかお尋ねします。
(答弁要旨)
県立高校の同窓会は、卒業生が自主的に組織する任意団体であり、県教育委員会に所管部署はなく、活動状況の情報収集や分析は行っておりません。
そのため、全校の同窓会の状況を把握しているわけではありませんが、同窓会による物品寄附や卒業生による講演など、教育活動へ支援していただいている学校もあることは承知しており、意義あるものと認識しております。
(議員質問)
公立高校の活性化には、現役生徒、教職員だけではなく卒業されたOB・OGの支援・協力が不可欠だと考えています。(所見を求めます)
(答弁要旨)
先ほどお伝えした、同窓会からの寄附や卒業生による教育活動への協力は、学校の教育活動の充実において大きな力となっていると考えております。
(議員質問)
この公立高校の特徴とか、卒業生の活動・協力をもって活性化とすべきでないかと考えます。
(県として同窓会(校友会)の支援は今どう行っているかも含めた答弁を求めます。)
(答弁要旨)
同窓会から学校への支援は、同窓会の考えに基づいて行われるものでございます。
また、県が直接、同窓会を支援することは考えておりませんが、学校が校内に留まらず、同窓会を含め、地域、大学、企業など、様々な機関と連携しながら、教育活動を行うことは重要なことであると考えております。
特に卒業生は、高校生にとって身近なキャリアモデルとなることから、卒業生による講話などは、教育的効果も高いと考えており、こうした教育活動を推進していくことは意義あるものと受け止めております。
(議員質問)
公立高校の同窓会(校友会)の活性化の活動こそが「力」となると信じます。
今の公立高校の同窓会(校友会)の活動の実情の調査を求めます。(答弁を求めます。)
(答弁要旨)
同窓会は自主的な団体であり、その活動内容も多様であることから、現時点で一律の調査を行うことは予定しておりませんが、卒業生の協力のもとで行われる教育活動は意義あることなので、充実するよう学校に働きかけてまいります。