交通標識の撤去に付いて...お尋ねします。

 

 

 

 

場所は、名古屋市千種区の竹越地区の交差点(信号機)もある場所です。  

 

千種区と名東区の境界付近です。

 

 

 

 

当時(昭和50年代)は、さほど住民も、この交差点(信号機)付近に併設された交通標識(名東区側)からの

 

進入禁止にさほど問題はありませんでしたが、千種区・名東区の街も整備・交通の環境も良くなり、今となって、何故、

 

ここに名東区側からの進入禁止の標識があるのかとの声も大きくなり、私の事務所に地域の声として、見直しを求める陳情を

 

頂きました。

 

 

 

 

○場所が、千種区内でありましたので、千種警察署の交通課に現場に出向いて確認を求めると共に地区住民の“声”を

聴取いただき、検討を求めました。

 

 

 

 

千種警察署の交通担当者も、主要道路から、この交差点に「左折」も「右折」も出来ているのに、何故か、名東区からの直進は

 

「禁止」とすることには懸念を示され、地域の住民の声を聴取したところ、この場所の交通標識は、前から、おかしいと思って

 

いたとの声が多く、千種警察署としては、県警本部(交通部)にも撤去に向け「申し入れる」との回答でした。

 

 

 

 

撤去に向けての方向性が示された事もあり、すみやかに進入禁止の標識板は撤去されると思っていましたが、なかなか

 

実行されませんので、問い合わせをすると、公安委員会の許可が必要です。

 

 

 

 

この公安委員会は、年に「数回」だから、お待ちくださいとの事でした。  たかが、標識板を撤去するだけの事です。

 

質問の「本論」に入ります。

 

 

 

 

 

(質問) 筒井タカヤ県議

 

 

㉓ 公安委員会は、どれくらいの頻度で開催されるのか。そのうち、交通規制の意思決定は年何回か。

 

また、簡単な交通標識や道路標示等の「案件」は、すみやかに対処出来ないのか。

 

 

 

 

(答弁を求めます。)

 

 

 

 

 

(交通規制課長答弁)

 

 

初めに、公安委員会の開催頻度と意思決定の回数についてお答えいたします。公安委員会は夏季や年末等を除き、原則として、

 

毎週1回開催されているところ、交通規制の意思決定は通常、年3回実施されております。

 

 

 

 

次に、道路標識、道路標示等の整備の早期化についてお答えいたします。交通規制の手続きにつきましては、

 

特別な場合を除いては、地元の方々から要望を受けた警察署等から警察本部に要望具申を行い、警察本部と警察署が連携して

 

要望箇所の現場調査を実施した上で、交通規制の必要性について総合的に判断しております。

 

 

 

 

必要性が認められたものについて、場合により意表者を通じて地域住民への説明を行った上で公安委員会において、

 

交通規制に関する意思決定がなされます。意思決定後は、標識、表示を設置いたします。設置工事は、一般入札、設置工事等の

 

手続きにより半年から1年を要す。

 

 

 

 

 

 

競争入札により予算執行及び入札手続きを行い、業者による材料の手配、現場の設置作業という流れを経ておりますことから、

 

要望を受けてから現場に標識・標示が設置されるまでにおおむね1年を要しているのが現状でございます。

 

 

 

 

 道路標識1つ撤去する場合でも、同様の手続きを経る必要がありますことから、ご理解いただきたく存じます。

 

 

 

 

 

当警察委員会が開催される前に道路標識を撤去くださいました。(ありがとうございます)

 

 

3月10日に、現場に出向き「進入禁止の標識」の撤去と道路上の表面に新たな「進行区分の「矢印」の規制標示」の

 

確認をしました。

 

 

 

 

 

そこで、質問というより、要望します。

 

 

 

さほど重要な項目でもないような交通安全の施策でも...県公安委員会の「年3回」の定期の会議まで待ち、

 

それが承認されてから工事費等の予算を計上するのんびりした従来のあり方を改善いただきたいと強く要望たします。

 

 

 

 

県公安委員会も従来の「紙媒体の書類」による申請・決済・審議・決定通知の社会のようですが、もうこの日本の社会全体が

 

ペーパーレス社会に移行して迅速な審議・決済の時代ですのに、いつまでも、県警察署等から寄せられた「紙媒体」書類を

 

もって審議する県公安委員会から変革ください。

 

 

 

 

県議会ですら、改革が進んでいます。

 

 

 

 

県公安委員会も、最重要な検討事案でないものは、リモート会議でもよいから「毎月一回」決めでもって決済される

 

必要性があります。

 

 

 

 

忙しい時代、迅速に対応すべきではないですか?

 

 

 

 

公安委員会のメンバーは、各界の学者・実業業務の方・弁護士等で選ばれた方々で選出され、ご多忙中と存じますが、

 

「年3回」とは、あまりに時代感覚が無い。県公安委員会の「あり方」の改善も合わせて要望します。

 

 

 

尚、県警本部長か公安委員から所見のご意見があれば、お話しください。